夢で見たレシピで「柿プリン」を作る
先日、なぜか夢の中で「柿プリン」の作り方を教わった。
かつて勤めていた会社にいた、おばちゃんたちから。
「絶対この作り方でやるのよ!」と言って、柿のシロップ漬けをくれたのだった。
目が覚めた瞬間に、とりあえずその作り方をメモした。
それがこれ。↓
夢なので、よくわからない工程もあるが、大まかには確かに、プリンになりそうな感じではある。
一応、のちにしっかりと目が覚めてから「柿プリン」で検索してみたところ、レシピサイトがずらっとヒットした。
あるんだ、柿プリン。
なんか、思いもよらなかった。柿をプリンにするなんて。
自分の頭では、思いついていたみたいだけど。
別に、柿を余らせて困っているとか、そういうことは一切なかったのに。不思議だ。
しかし、検索して出てきたどのレシピも「柿と牛乳」だけで作っている。
その二つを混ぜるだけで、固まるらしい。
知らなかった。ほんとうに?
そっちもやってみたい。明らかに楽だし。
どっちもやってみればいいか。
というわけで、自分が夢に見たレシピと、ネットで見たレシピ、どっちもやってみたいと思う。
柿、買っておいた。
牛乳も買った。
やるぞ。
夢で見たレシピで「柿プリン」を作る
柿は1個。
牛乳は100mL。
とりあえず、これを合わせて、ミキサーにかける。(果肉はちょっとだけ取っておく)
できた。
なんか、混ぜただけで、すでにもう固まってる?!
すごい。
半分はそのまま、器に入れて、冷蔵庫で冷やすだけ。
半分は、ゼラチンと卵も混ぜて、取っておいた果肉を合わせて、固めてみる。
卵は1/2個、ゼラチン5gで、やってみる。
あとゼラチンを溶かすために温めた牛乳100mLと、きび砂糖をちょっと追加しておいた。
・・・なんかテンパってて、濾すの忘れたから、卵の塊ができてしまったと思うけど、仕方ない。
冷やしておいて、明日、食べてみよう。
翌日、「柿プリン」実食
完成。
まずは、「柿+牛乳のみ」のやつから、いってみよう。
しっかり固まらず、個体と液体の部分ができてしまった。
牛乳の割合がやや多すぎたか。
一晩おいたけど、即食べたら分離してしなかったかも。
これ以上ないシンプルさなので、優しい味。
ほんのり優しく、柿の風味。
しかしなんというか、レンチンした卵、みたいなムラのある食感になってしまった。
うまくやれば、もっといい感じにはなるはずだけど。
柿をわざわざこれにして食べたいかというと、微妙かな。
では、次。本命。
夢のレシピの「柿プリン」
「夢で見たレシピ」のほう。
ゼラチンと卵のうまく混ざってなさが追加されて、先ほどのと同じようにムラのある食感になってしまった。
しかし、卵と砂糖のおかげでプリン感は格段に上がり、こちらのほうが美味しい!
ゼラチンのおかげで、しっかり固まっているし。
柿の果肉がいるのも、見た目的にもうれしいし。
自分の力が及ばず、おかしな舌触りには仕上がってしまったけれど、アップデートをしていけばもっと美味くなれるポテンシャルを感じる。
これはまたいつか、挑戦したい。
その前に、ふつうのプリンをもう少しマシに作れるようになっておきたい。
今回は、夢のおかげで、新たな実験(料理)をすることができた。
思いついてくれた私の脳みそと、出演してくれた元同僚のおばちゃんたちに感謝。ありがとう。
▲それはそうと、千疋屋のプリン、贈られてぇ〜。