シナボンの甘さに殴られたい日もあるじゃない
ある日、Xのタイムラインを眺めていたら、「シナボン」の通販の広告が流れてきた。
シナボンはふだんは通販をしていないのだが、期間限定でやっているとのことだった。
シナボンというのは、アメリカ発祥のシナモンロール屋さんだ。
存在は知っていたし、気になってもいたけれど、食べたことがない。
なんかめちゃくちゃ甘いと聞く。
それくらいしか、シナボンについて、私は知らない。知らなすぎる。
いま調べたら、1999年に日本に上陸し、それから10年ほど店舗があったみたい。 一度撤退したのち、また再上陸したとのこと。
知っている人からすれば、今更すぎる「あ〜流行ったよね」かもしれないけれど、1999〜2009って私の年齢だとちょうど、親が興味を持たない限りエンカウントできないものだった。
今更、気になって初めて食べてみてもいいよね。
シナボンの甘さに殴られたい日もあるじゃない
というわけで、買ってきた。
ティファニーブルーのようなカラーリングがかわいい。
通販の広告を見たので、通販しそうになったけれども、そこをなんとかこらえて、実店舗で買った。
(冷凍保存できるとはいえ、通販でたくさん買っても1人では食べきれない、と我に返って判断ができたため。)
買ったのは、ミニの3種類入り(ミニトリプルコンボ)。
「ミニボンクラシック」と、「ミニピーカンボン」と、「ミニチョコボン」の3つだ。
メニューを事前に調べて期間限定品も気になっていたけど、なんだかビビって反射的にこれをパッと手に取り、会計していた。
「あ、たまに来るからこの店のことは知ってますしね、まあいつものコレにしとこうかな」みたいな顔とスピードで行ってしまった。
店員さんと1対1のときに、もし話しかけられたらと思うと怖いし、早くこの場を離れたい、というコミュ障あるあるじゃないですか? どうですか?
まあそれはそうと、この小ぶりなシナボンと、「レシートを持っていくとあちらで抽選会参加できますのでどうぞ」ってレジで言われて立ち寄った抽選会場でハズレの飴玉ひとつを手に入れて、帰ってきた。
・・・なんだかもう書くの面倒くさくなってきたし、読むのも面倒くさくなってきた頃合いでしょうから、ここらで写真を載せようか。
ミニボンクラシック
もらった説明書のとおり、電子レンジで温めて。
温めると、上にかかっているクリームチーズフロスティングが溶けて、見ただけで胸やけがしそうになる。サイコー。
ミニチョコボン
砂糖でぶん殴ってやるぜ、といった見た目が、非常によい。
箱の隅に流れてしまったクリームチーズフロスティング溜まりが、これまたサイコーである。
ミニピーカンボン
ピーカンボンは、ナッツが乗っているぶん脂質がほかより10gほど多く、カロリーが高くなる。
ミニサイズだからかもしれないけれど、甘くてつらいという気持ちには、意外とまったくならなかった。
むしろもっと食べたい、という地点で食べ終わってしまった。
もしかしたら、昔のはもっと甘かったんだろうか。
コーヒーと一緒に食べたら、ペロリでしたわ。
ちなみに、血糖値爆上げからの爆下がりが怖いので動かなきゃと思って、シナボン食べ直後に部屋の掃除をし始めたら、かなり捗った。
気合い入れて掃除したい日に食べるの、いいかもしれない。ライフハック。
また、たまに食べたい。
体験できてよかった、ありがとう。