28歳、明星「一平ちゃん」を人生で初めて食べる
カップ焼きそば。
これでしか得られない快感がある。
しかし、私は、「一平ちゃん」を人生で一度も食べたことがない。と、思う。
「初めてだわ〜」とか言いながら初めてじゃないこともあるから、自分の記憶なんてほんとうに信用できないが、おそらく、食べたことがないはずだ。
私の中のカップ麺といえば、ペヤング。
たま〜〜〜に、U.F.O.という感じだった。
(日清焼そばU.F.O.は、好きなラジオ番組のスポンサーだったから、イベントでもらったりした記憶もあり、たまに意識していた。)
自分のチョイスとしてだったのか、母親セレクトによるストックだったのか、定かではないけど、とにかく実家で「ペヤング」以外のカップ焼きそばが存在していたことは、ほとんどないんじゃないだろうか。
私はかなりの少食だったから、ペヤングより大きいサイズのカップ麺が、そもそも自分には関係のないものとして視界から除外されていたのだと思う。
そのまま大人になり、そもそもカップ麺と接する機会自体がそれほどなく、ここまで来てしまった。
でも、一平ちゃんって、人気だしふつうに定番じゃないですか?
今更ながら食べてみても、いいのではないか?
ジモコロの記事「カップ焼きそば、何派?【ペヤング・U.F.O.・一平ちゃん】」を読んで、そう思った次第です。
というわけで、買ってきた。
カロリーは見ないで買った。
見たら、買えないから。
で、家に帰って、見て、目ん玉飛び出るかと思った。
忘れたい。でも、ちゃんとあすけんに登録する。
あと気が付かなかったが、これ「大盛」タイプだった。
通常のもあるらしい。そうなんだ。
最初からわんぱくな選択しちゃったな。
パッケージに「夜店の焼そば」とも書いてあるけど、昼食として食べる。
この量の脂質は、かなり睡眠に関わるから。
1日の早いうちに食べておかないと。
カップ麺のパフォーマンスの最大瞬間風速が観測されるのは夜中だってのは、わかっている。
気持ちとしては、そりゃあ夜食として食べたいさ。
でも、あとで嫌な思いをしないほうが、きっといいから・・・。
と言い訳をしたところで、湯を沸かす。
28歳、明星「一平ちゃん」を人生で初めて食べる
開ける。湯を入れる。3分。
やっぱり、この「からしマヨ」ははじめましてだな。
かっこいい。マヨビーム。
3分経過。
湯切り、シンクのダメージを減らそうと思って、蛇口から水を出すことで熱さに抵抗しているけど、みんなはどうですか?
パスタの湯切りとかさ。シンクに悪いから直接流すな、って聞くことあるけど、それはダルくてやっていられないから・・・。
それはそうと、湯切りした麺に、味付けだ。
ソースにも油が見えるぜ!
初めての「一平ちゃん」完成
完成。
冬の午後の日差しを浴びる、一平ちゃん。
夜型なのに、こんな明るいところに引っ張り出して、ごめんなさい。
ところで初めてのマヨビーム、口が細く出てくるようになってるのが感動した。
途中、力一杯握ってしまったのが出てしまったけど。
初めてにしては、上出来じゃないですか?
さ、一口目。
からしが! すごい!
一平ちゃんのアイデンティティを、一瞬にして感じた。
からしマヨのパワー。
あと、肉の塊が入っているのが、ちょっと他と違うところか?
そもそも「カップ焼きそば」というものに対する私の総合的な印象としては、「他人が食べているときの匂い」と「それを一口だけもらうとき」が、一番おいしいポイントだと思っていた。
その初速の盛り上がり(香り〜ひとくち目の高揚感)でいうとペヤングが上な気がする。
が、一平ちゃんは、なんか最後まで一貫して、うまい。
量も多いのに、終始一定のうまさがキープされている。
この大盛の終盤まで、うまい。
こりゃファンの多さも頷ける。
ごちそうさまでした。
午後の暖かさと満腹感と血糖値の乱高下で、完全にもうこのまま布団に倒れ込みたい。
こちら一応、原材料名とか。
食べてみてよかった。
どれが一番か、とかは他の記憶が薄すぎて今は比較できないけど・・・。
とにかく、これで今後の私のカップ焼きそばの選択肢に、一平ちゃんも追加された。
▲おいしかった。またいつか!
おまけ
せっかく糖質をたっぷり摂ったし、と、これまでサボり続けていた筋トレをちょっと再開した。
サボり打破のきっかけをありがとう。